令和元年に開催以降コロナ禍で3年中止が続き、今回は4年ぶりの開催となりました。9月18日(月・敬老の日)の朝9時。下高井戸八幡神社に、上町祭礼委員会や町会の有志が集合し、例大祭の準備が始められました。
神社境内には、4町会(上町親交会、下高井戸仲町会、下高井戸下町会、浜田山町会)の倉庫が並んでいますが、その中には神輿,その他の祭りの備品が収められています。上町の神輿は○○○kgもあるため、キャスター付きの台の上に載せて移動させるので、まず、レールを用意することから始めます。
神輿の担ぎ棒はトラックに載せて運びます。
神輿以外にも、太鼓や提灯などの備品も倉庫から運び出します。
祭りに必要なその他の備品は、町会会員が提供してくれている倉庫などに仕舞われています。トラックでまわって、備品を運び出し、御神酒所を作る場所まで運びます。
大人神輿は、いったん、祭礼委員会委員長宅の作業場に運び込まれ、飾りつけを行いました。てっぺんに金色の鳳凰を差し、紫色の力綱を巻き付けていきます。
上町の神輿であることを示す札を掲げます。
さらに、紙垂を付けるために、さらしを撚って紐を作り、神輿の周囲に回します。
神輿のてっぺんの鳳凰は、稲穂をくわえるのが習わしです。そのために使う稲を、町会の有志が栽培しています。稲穂を選び、長さを揃えて、束を作ります。
神輿の巡行ルートは通行規制が行われますので、それを知らせる看板も手作りします。
準備作業は、祭りの前日、22日(金)にも行われ、お神酒所や御仮屋の設営などが行われました。